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西染物店さんとの出会い

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西染物店さんとの出会いは、お知り合いの事務所。
「日本の暦をイメージして素敵な手ぬぐいを染めている人がいるんですよね。今度ご紹介します。」
とお話して、帰ろうとしたころ
西さんが偶然やってきました。

素敵な偶然でした。
特に 「暦シリーズ」の手ぬぐい のことをお話して、名刺交換。

そして、今年の春の山梨での展示に出品していただきました。
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タペストリーのような仕上がりの美しいてぬぐいたち。
奥さまのデザインと4代目清志さんの染めの素敵さに見惚れてしまいます。

暖簾、小物
もちろん着物も帯も…
これからご夫婦お二人で色々なものを創り上げて行かれるのだと思います。
四季の風景や空の色、空気…日本人独特の感性を感じる…そんな色を見せて頂けること。
また楽しみが増えてまいります。

西染物店さんHP
ブログ「西染物店さんのこと」


◆色匂ふプロデュース企画
 11/2~6「織 染 器 山梨の老舗と和菓子の似合う器」展
 
http://ironihofu.exblog.jp/26271391/


◆色匂ふ 次回展覧会 
 11/25~29開催「白と色―磁器とガラス―」展 
 http://www.ironihofu.com/schedule


Instagram https://www.instagram.com/ironihofu/
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# by ironihofu | 2016-10-26 16:43 | 布 西染物店 | Comments(0)

山崎織物さんのこと

富士山北麓の山梨郡内地域は千年以上も前から多くの職人が暮らしている織物生地の産地です。

山崎織物さんのこと_b0353974_23051175.jpg

富士の湧水はきわめて硬度が高く色糸の発色を高めること、
ほとんど塩素を含有しないため色ずれのない微妙な色合いの再現に適していることなど、
こうした自然の恵みを背景にして「甲斐絹」は育てられてきました。

山崎織物さんのこと_b0353974_23053580.jpg
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気の遠くなるような手間と工程を経て生まれた「甲斐絹」は、その独特の張り、光沢や風合い、
そしてさまざまなデザインで折々の時代、人々の心を捉え続けてきました。

江戸時代には井原西鶴の「好色一代男」や八百屋お七で有名な「好色一代女」に郡内縞として登場し、
粋を極めたそれら羽織裏地は当時の上流社会で後世にその名を残すほど大評判となり、
その後、昭和初期まで高級羽織裏として隆盛を極めることになりました。
が、昭和16年の第二次世界大戦を境に甲斐絹の生産額は激減の一途を辿り、化学繊維の大波に洗い流されるかのように、
戦争の終焉とともにその姿を消すことになります。

しかし伝統文化として伝えられてきた織物の遺伝子は、織物職人の中にしっかりと受け継がれていました。
戦後、優美な色合いと格調を誇った心と技は近代設備と高度化した技術力を通して甦り、
全国でも屈指の細糸、高密度の先染織物産地としてふたたび注目を集めるまでになりました。

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山崎織物さんのこと_b0353974_23062487.jpg

その中の一社 大正5年創業の山崎織物株式会社さん

詳細プロフィール http://www.yamazaki-fabric.com/kaisya-2.htm

その美しい仕事には世界のブランドも注目するほどです。

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山崎織物さんのオリジナル製品ブランド「富士桜工房」さんの商品を当店ではお取り扱いさせていただいています。
素敵なサイトがあるのでコチラをご覧ください。http://www.fujizakurakoubou.com/

和柄や和の色を生かしたネクタイ 遊び心溢れる柄のネクタイや
昔から甲斐絹の技法 玉虫織*を生かしたネクタイやストールも…

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ストールの糸の細さ、しなやかさ色の美しさはいつもお客様にも大好評。
今年も色とりどりのふんわり感を会場で楽しめたらと思っております。
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富士桜工房さんは「心に花を咲かせる」を命題に富士山麓で連綿と営まれる郡内織を継承して
過去と未来を繋ぐものづくりに挑んでいらっしゃいます。

きっと実物をご覧いただけたら「あぁ本当に」と思いながら手に取って頂けると思います。


*玉虫織=経糸と緯糸を異なった色に染めて織った織物で、玉虫の羽のように光線の角度によって色が変わるところから名づけられた。

久々「色匂ふ日記」も更新しました。 「日本ワイン 中村@荒木町」★


◆色匂ふプロデュース企画
 11/2~6「織 染 器 山梨の老舗と和菓子の似合う器」展
 
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 11/25~29開催「白と色―磁器とガラス―」展 
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# by ironihofu | 2016-10-25 23:14 | その他 ゲスト作家 | Comments(0)

西染物店さんのこと

明治40年頃甲府の連雀問屋街にて創業の紋章上絵処「西紋店」
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幸町に場所を移し着物に家紋を入れることから着物のしみぬき、お直しまでそれぞれの代で新しい技術、技法をとりいれ今日に至ります。

現在4代目である清志さんは3代目のもとで紋入れなどを修行しつつ、京都での修行で習得した
「引き染め」の技術をいかした染物を制作しています。
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グラフィックデザイナーである奥さま芙美子さんの感覚も生かし現代の生活に合うようなものづくりを心掛けています。

今回の展覧会でも手ぬぐいや小物はお二人で作り上げたものばかり。
とても素敵な作品ばかり、色使いがとても美しいので是非お楽しみください。

お二人のプロフィールなどは 素敵なサイトがございますのでコチラをご覧ください。



◆色匂ふプロデュース企画
 11/2~6「織 染 器 山梨の老舗と和菓子の似合う器」展
 
http://ironihofu.exblog.jp/26271391/

◆色匂ふ 次回展覧会 
 11/25~29開催「白と色―磁器とガラス―」展 
 http://www.ironihofu.com/schedule





# by ironihofu | 2016-10-25 11:38 | 布 西染物店 | Comments(0)

甲府市 櫻町


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色匂ふプロデュース企画
「織 染 器 山梨の老舗と和菓子の似合う器」展
http://ironihofu.exblog.jp/26271391/

まであと1週間ほど…
色々と少しずつ準備も進んでまいりました。
とはいえ、会場がご近所すぎるのでちょっとのんびりしてしまっています(笑)

会場名にもなっている旧町名「櫻町」のことを少し綴りたいのですが…歴史などは詳しいわけではなく… 
こちらのサイトがとっても詳しく甲府市の旧町名について書いてあるので是非☆
http://machikore.com/mattocileci/archives/482

町の歴史を読んで頂いたところで…私の「櫻町」について綴ります。
櫻町といえば…小さなころはご褒美通りでした。
テストの成績が良かったり、ピアノやバレエの発表会が無事に終わったりすると祖母が必ずご褒美をしてくれました。

一番のご褒美は櫻町を上ったところにあるデパート「岡島百貨店」で欲しいものを買ってもらうことでした。
今回の会場でもあり、老舗菓子店の「澤田屋」さんはそのはす向かいにあります。
澤田屋さんのお向かいには老舗骨董店の「六曜館」さん。
近くにはこちらも老舗菓子店「風月堂」さんがあり、ウィンドウにはいつも「六曜館」さんの骨董品を使った素敵なディスプレイ。
最近はそれを拝見するのが楽しみです。

さらにちょっと下ると「早川ベーカリー」さん。老舗洋菓子店です。
甲府っ子は知らない人はいないと思います。
私が小さなころは2階に洋食屋さんがあって、ご褒美ご飯は決まってここに連れてきて貰っていました。
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さて、さらに下ると
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江戸時代創業の和菓子屋さんの「松林軒」さん、明治時代創業の「三枝豆店」さん、うなぎの「若荒井」さん。
いずれも老舗揃いです。

いつも「月の雫」や美味しい和菓子を楽しませてくださる「松林軒」さんには甘味処があり、そこであんみつやお茶漬けを良く食べに行っていました。

そしてその近くには小さい頃からお世話になっている薬局「ハタノ薬局」さん。こちらも明治時代創業です。
頼りになる薬局が近くにあるというのはありがたいことばかりです☆
甲府市 櫻町_b0353974_23091868.jpg
「花藤」さん「いづみや」さん 他にもスポーツ用品店や、画材屋さん、呉服屋さんなどなど老舗揃い。
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昔より静かな通りになってしまいましたが、地ビールのお店など新たなお店も色々とできたり、ジャズ関係のお店が頑張っていたり、
昔あった「桜座」という芝居小屋がおしゃれに復活して・・ちょっぴり活気があります。

そして最後はいつも本当にお世話になっているお花屋さん「花国」さん。
ご夫妻のやさしい対応と素敵なセンスに心なごみます。
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小さい頃も最近も 私の甲府ライフは自宅から桜町を上りデパートに行くご近所ですべての用件を足すというシンプルすぎるものですが…(笑)
老舗が多いエリアというのは、それで用事が足りるのが良いところ… 

是非展覧会へいらっしゃった時には、美味しい甲府銘菓を買ったり、鰻を食べたり、地ビールを飲んだり・・・ 楽しんで頂ければと思います。


# by ironihofu | 2016-10-24 23:56 | 展覧会 | Comments(0)

本田伸明さんとの出会い

本田伸明さんとの出会いは島袋克史さんとご一緒に出品されていた展覧会。

美しいブルー
そして、デザインも素敵☆ とウットリ見ていると
先輩である島袋さんが「彼は轆轤が物凄く上手いんですよ」と。

なるほど… 本当ね… とまた色々と手に取って拝見。
美しいけれど繊細過ぎず、どこか優しい器たち。
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いつもにこやかにいつも色々とお話をしてくれる本田さん。
こんなのも あんな感じも作っていますよ!と本当に楽しそうに話してくださいます。

このブルーだけでなく、色々なラインの作品も制作していて
どの作品もやさしさも美しさもあるところが魅力です。

これからもそんな作品たちにたくさん出会えることがとっても楽しみになります。

本田伸明さんプロフィール 


◆色匂ふプロデュース企画
 11/2~6「織 染 器 山梨の老舗と和菓子の似合う器」展
 
http://ironihofu.exblog.jp/26271391/


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 11/25~29開催「白と色―磁器とガラス―」展 
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# by ironihofu | 2016-10-24 22:44 | 陶 ゲスト作家 | Comments(0)