「生きることつくること」展開催にあたり

この度、彫刻家 笹戸千津子さん と ガラス作家 伊藤太一さん

お二人の展示を開催させていただく運びとなりました。

「生きることつくること」

二人の表現者として

伯母として　甥として

尊敬し　応援し　切磋琢磨し

日々制作し　日々表現し　

それを繰り返す

生きることは　つくること

つくることは　生きること

案内状を作る時、自然にタイトルとフレーズが浮かんできました。

きっと「つくる」ということを生業とし、大切にしてきたお二人から自然に感じたのだと思います。

笹戸先生と太一さんは伯母と甥の関係になります。

当店の展覧会にて笹戸先生にも数回お目にかかれる機会がありました。

先生が太一さんを応援されている姿。

太一さんから伺う先生のお話。

応援し、尊敬する　素晴らしい関係。

とくに心に残っていたのは

「おばさまは今でも毎年新作展に出品されているし、毎日必ず何か作ったりスケッチしたりしているんですよ」

というお話。

ものづくりとは無縁のところに生まれ育った私にとっては他のお話も感心することばかりでした。

そして…

「お二人の作品を一緒に展示させていただきたい。きっと素敵な空間になる」

とあまりに安易に思いつきのまま、恐れ多いご提案をさせていただいた数年前。

今思うと冷や汗がでます。

そんな申し出を笹戸先生にも太一さんにもご快諾いただき、少しずつ準備を進めてまいりました。

準備後半は私の無知のために笹戸先生にはご迷惑をおかけしながらもお力をお借りし

何とか展覧会にこぎつけることができそうです。

こんな時期ですが、井の頭公園脇の蔵のギャラリーにて

お二人の作品をゆったりとお楽しみいただけましたら幸いです。

展覧会詳細は　こちら